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藤田保先生に聞く! 子どもの英語 いま知っておきたいこと

子どもの英語にまつわるさまざまな疑問への回答や英語教育に関する情報を、上智大学言語教育研究センター教授の藤田 保先生が分かりやすく解説します。
「子ども英語先生メールマガジン」バックナンバーからの転載記事です。

●著者プロフィール


藤田 保
上智大学言語教育研究センター教授。専門は応用言語学(バイリンガリズム)と外国語教育。アルクキッズ事業アドバイザーを務める。NPO小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)理事。著書に『英語教師のためのワークブック』『先生のための英語練習ブック』(ともにアルク)など多数。


最新記事 [隔週更新] 2017/10/18UP!

※記事内の情報は、メールマガジン配信時点(2017年4月5日)のものとなります。予めご了承ください。


<Vol.5>新テスト導入にあたって求められる授業


イメージ 2020年度から全面実施となる新しい学習指導要領では、英語を含めた全ての教科の授業を通じて育成すべき資質・能力の3つの柱をあげています。

(1)「何を知っているか、何ができるか(個別の知識・技能)」
(2)「知っていること・できることをどう使うか(思考力・判断力・表現力等)」
(3)「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(主体性・多様性・協働性・学びに向かう力・人間性など)」

(1) は例えば単語や文法の知識、読み方や話し方の技術などを指しています。
ただし、これまでは単語と文法を覚えて訳せれば十分だったかもしれませんが、これからはそれだけでは済みません。

なぜなら(2)の要素が求められるからです。そこでは、読んだ内容に賛成なのか反対なのか、それはなぜなのか、あるいは今回読んだ内容は前回聞いた話と何がどう違うのか、といったことを自分の頭で考え、学んだ単語や文法の知識を駆使して表現する必要があるからです。

さらに、このような考えを持てるようになるためには、黙って先生の話を聞いているだけではダメで、自分から積極的に問題に関心を示して、必要に応じていろいろと調べたりする必要も生じます。

だからこそ主体的に学習に取り組むという(3)の要素が大切になるのです。また、考えをまとめるにあたっては周りの人々と話し合ったり、自分の意見を主張し続けるだけではなく、他の人の意見を尊重して耳を傾けるような態度も不可欠です。

知識を身につけることで満足せず、学んだ知識を活用して一人ひとりの子どもが主体的に学習に取り組むように仕向ける授業の展開を「アクティブ・ラーニング」と呼んでいます。


次号では、この「アクティブ・ラーニング」について詳しく見ていきます。


書籍紹介

『英語教師のためのワークブック』
著者:藤田保 価格:1,944円(税込)


レッスンプランの作成に困っている、とっさに子どもの前で英語が出てこない、自分の英語運用力に自信がない......そんな方にぜひおすすめの、児童英語教師にとって必要な英語力をトレーニングできる一冊。トレーニングを続けることで、レッスンの内容から流れまで、すべてをプランできる力が身につきます。

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