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<第6回>修正フィードバック(corrective feedback)

CLTとは何か?

【第6回】 修正フィードバック(corrective feedback)

※記事内の情報は、メールマガジン配信時点(2018年2月7日)のものとなります。予めご了承ください。



「タスク」を活用して、実際に使いながら言葉を覚えていくといっても、生徒が使い方を間違えたまま放っておくと、いい加減な形式のまま身につけてしまうのではないかという 心配があるかも知れません。

そこで今回は、生徒自身の「気づき(noticing)」をもたらすために不可欠な「修正フィードバック(corrective feedback)」の種類を紹介します。

まず、他者から修正(other-repair)を行うものには、

(1)間違いを指摘し正しい形を提示する
「明示的修正(explicit correction)」(You should say "went,"not "goed.")と、

(2)正しい表現を繰り返すことでさりげなく知らせる
「言い直し(recast)」("I goed to the zoo."" Oh, you went to the zoo.")があります。

その一方で、自分自身による修正(self-repair)を促すものには、

(3)間違いを示唆するヒントを与える
「メタ言語的フィードバック(metalinguistic feedback)」(Go? You are talking about yesterday, aren't you?)、

(4)自己修正させるためにエラー箇所を繰り返したりする
「誘導(elicitation)」("It is a ...(pause)")、

(5)誤った部分を上昇調で繰り返す
「繰り返し(repetition)」("You goed? ")、

そして、

(6)相手に言い直しを要求する
「明確化要求(clarification request)」(I don't understand. What do you mean by ...?)があります。

生徒たちとのやり取りの中でコミュニケーションを阻害しないような形で(できれば(1)は避けて)生徒自身に気づかせていくことが大切です。


●著者プロフィール


藤田 保
上智大学言語教育研究センター教授。専門は応用言語学(バイリンガリズム)と外国語教育。アルクキッズ事業アドバイザーを務める。NPO小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)専務理事。著書に『英語教師のためのワークブック』『先生のための英語練習ブック』(ともにアルク)など多数。


書籍紹介

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著者:藤田保 価格:2,200円(税込)


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