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英語学習アドバイザーのDos & Don'ts

英語学習アドバイザーのDos&Don'ts

相談を受ける際、アドバイザーとして気を付けておきたい基本的な姿勢やアドバイジングのコツを英語学習アドバイザー・マスター資格を持つ阿部 真由美さんが分かりやすく解説します。
プロのアドバイザーとしてすべきこととしてはいけないことのポイントを押さえて相談者に対面しましょう。
「ESACメールマガジン」バックナンバーからの転載記事です。メルマガの購読(無料)は こちら から。


■第六回 [毎月更新] 2019/3/22 UP!


話しすぎと沈黙


セッションにおいては、話の内容はさることながら、話す量に配慮することも大切です。特に気をつけたいのはアドバイザーの発話量。たとえば、こんな展開がよく見られます。


(A:アドバイザー、B:相談者)

B:××が苦手なんです......。
A:それなら、○○するといいですよ。
B:はあ......。
A:そうすれば□□できるようになりますし、△△というメリットもあります。
B:そうですか......。
A:Bさんの場合、◇◇の時間にやってみるといいですね。こうやってああやって――
  そうそう、ここの部分は▽▽のようにするともっと効果的です。
B:うーん......。



イメージ

相談者の多くは、最初から自分の問題点を十分わかっているわけでも、的確に分析しているわけでもありません。
個別相談のセッションでは、まずはそこを絞り込んでいくために相談者になるべく多くを語ってもらい、それによって得た情報をもとにベストな学習計画に落とし込んでいきます。それには、相談者にしっかりと考えながらたくさん話してもらうことが大事。そしてそのためには、アドバイザーが話しすぎないことが大切です。

たとえばこんな感じ。



B:××が苦手なんです......。
A:そうですか。どうして苦手だと感じるんですか。
B:○○のときに□□だったんです。もう少し◇◇できるようになれればなあと思ったんですよね~。
A:◇◇できるようになればと......。
B:ええ、そうすれば▽▽だと思うんですよね。◎◎でもありますし。



相談者が無口だったり、話の途中で黙ってしまったりした場合も同じです。
アドバイザーが沈黙を埋めようと言葉を畳みかけるほど、相談者はますます話す機会を失ってしまうことに......。
相談者が黙っているときは、ゆっくりじっくり考えているのかもしれません。アドバイザーはその沈黙を尊重し、相談者自身が話すのを待ちましょう。
セッションの中で、相談者より自分のほうが話している量が多いと感じたら、意識的に聞き役に徹してみるとよいかもしれません。




★話しすぎず沈黙を大事にするための
Dos & Don'ts★

・相談者になるべく多く語ってもらう
・相談者の沈黙を尊重して待つ
・相談者より話している量が多いと感じたら、
 意識的に聞き役に徹する


バックナンバーはこちら

著者プロフィール


阿部 真由美
ESAC マスター・アドバイザー/アルク英語プログラムトレーナー
神戸女学院大学英文学科卒業。米国テンプル大学より教育学修士号(TESOL専攻)取得。大阪府公立高校教諭を経て、埼玉県公立高校、都内私立中高一貫校、都内私立大学等で講師を務める。2001年よりアルク語学カウンセラー、2005年英語学習アドバイザー(ESAC®認定プロフェッショナル)、2014年に英語学習アドバイザー(ESAC®認定マスター)資格取得。2007年から8年間、都内私立大学にて英語学習アドバイザーを務めた後、現在はアルク英語プログラムトレーナーとして後進育成に携わる。


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