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英語学習アドバイザーの基礎知識<Vol.20>

英語学習アドバイザーの基礎知識


さじ加減(英語学習が苦手な相談者)


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アドバイザーのところにやってくる相談者には、「英語をもっと学習したい!できるようになりたい!」と訴える方も多くいます。大学生も最近は英語学習の重要性を認識しており、「留学したい」「英会話したい」「TOEIC®試験のスコアを上げたい」など、期待とやる気でいっぱいです。経済のグローバル化が進む中、英語を公用語化・必修化する企業は確実に増えるでしょう。その波を切実に感じているのは就職活動を控えた大学生かもしれません。


でも、プレッシャーは感じているものの、英語学習が苦手な学生が多いのも事実です。

中学・高校時代のちょっとしたつまずきがトラウマになり、学習継続への障害になることもあります。よく中学英語で最初につまずくのが、過去形(不規則変化)の暗記です。ここを乗り越えることができないと、中学2年頃には、たいてい英語が苦手になってきます。このような学生に大学で英語学習を再開してもらうためには、中学校でのつまずきを克服する必要があります。

例えば、不規則動詞の活用を忘れてしまった学生は、不規則動詞の活用を復習してみるのもいいでしょう。デスク・冷蔵庫・トイレなどに、『不規則動詞活用表』を貼っておくと、自然と確認する機会も増えるものです。大学の授業では取り上げない部分をアドバイザーがフォローして、英語学習へ取り組みやすい環境作りを手伝ってあげるのも一案です。


英語学習の目標は人それぞれです。
アドバイザーは、時には、助言だけではなく、目標達成への道のりを伴走することもあります。

ある学生は、授業中、人前で英文を読んだり、訳したりすることに抵抗があり、出席することができず悩んでいました。アドバイジングの結果、毎週アドバイザーのところに来て、一緒に授業の予習をすることを約束しました。その後、彼女は1年間の授業を最後まで出席し、無事進級することができました。英語力が上がったかどうかは計れませんが、きちんとテキストを終わらせ、進級という目標を達成した満足感は感じたことでしょう。その経験がこれからの人生に役立ち、またいつか英語を勉強しよう!という思いにつながると信じています。

定期的にアドバイジングに通うことに不安のある学生には、「体調が悪い時には無理しないで」と声をかけると、ほっとした表情を見せます。信頼関係(ラポール)を築けた学生は、必ずまた来訪してくれるのです。


万人に有効な、決まった処方箋はありません。相談者の目標を的確に把握し、どのようなアドバイスがふさわしいのか、真剣に考え続けることが私たちアドバイザーに求められている仕事なのではないかと思います。




 

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