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英語学習アドバイザーの基礎知識<Vol.9>

英語学習アドバイザーの基礎知識


傾聴スキルを身につけよう ~その2~


英語学習アドバイジングで適切なアドバイスをするために欠かせない"傾聴"。今回は、傾聴でとても大事な役目を果たす「質問」について考えてみましょう。
次の2つの質問のタイプを比べてみてください。

相談者:

「1カ月前から新しいテキストで学習を始めて、毎日30分くらい頑張ってるんですけど、なかなか力がついている気がしないんです。この方法でいいのかなぁと、最近不安を感じるようになって......」


アドバイザー:

質問タイプ1)「そうですか......。ご自身ではどうしてだと思われますか?」

質問タイプ2)「そうですか......。他にも何か取り組んでおられる学習はありますか?」

質問タイプ1)は、相談者の発言について深く掘り下げていく質問。
このように尋ねられた相談者は、自分が発言した内容について振り返り、考えを深めていきます。漠然と感じていたことに正面から向き合って言葉にしていくことで、本当の問題点が見えてきたりすることもあります。


質問タイプ2)は、話を横に広げていく質問。
幅広く情報を収集したいときや、別の視点から状況を眺めたい場合などに役立ちます。ときには最初の発言を客観的に見ることにつながり、意外な気付きが得られることもあります。


どちらも大事な質問の投げかけ方であり、アドバイジング・セッションでは両方のタイプの質問をバランスよく使い分けるのがポイントです。例えば次のような流れで話を進めていってはどうでしょうか。


相談者の発言について

 ⇒タイプ1)の質問で掘り下げる

 ⇒ある程度深まったら、タイプ2)の質問で幅を広げる

 ⇒再びタイプ1)の質問で掘り下げる

両タイプの質問を上手く組み合わせることによって、適度に深く広く情報を収集し、的確なアドバイスにつなげていきましょう。




 

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