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英語学習カウンセラーの基礎知識<Vol.2>

英語学習アドバイザーの基礎知識


単語学習のアドバイス


英語学習カウンセリングをしていると、「単語の暗記が苦手なんです」という相談が結構たくさんあります。あるいは目標が「会話力を伸ばしたい」「TOEIC(R)のスコアを上げたい」であっても、実は単語力が課題であるということも珍しくありません。


そのようなときに、どうアドバイスするか。教材等を具体的にお勧めする前に、まずは次の2つの点を考えてみましょう。



1. 何を覚えるか

単語といってもいろいろなレベルやジャンルがありますが、一般的に次のようなことを意識しておきましょう。


(1) 2000語レベルまでの単語が最も重要で、一般的内容の英文の80%以上を占める。まずはここまでを身につけるようにする

(2) 触れる英語のジャンルがはっきりしている場合は、その分野の専門用語を優先的に学ぶと効率的に学習できる

(3) 1つ1つの単語には、「意味」「スペル」の他、「発音」「品詞」「用法」「コロケーション」「接辞」「語源」等のたくさんの情報が含まれている。一度にすべてを吸収するよりも、どの面をどのように習得していくかを考える


学習カウンセリングで単語学習のアドバイスをする際には、現在の学習者の語彙レベルはもちろんのこと、(1) 目標とする語彙数や、(2) ジャンル、(3) 単語のどの面を重視して覚えていくか、等を考慮して情報提供する必要があります。



2. 記憶の3つのステップ

単語を覚えるプロセスには、大きく分けて次の3つのステップがあります。


(1) 新しい単語を頭に入れる(=短期記憶)

(2) 単語を定着させる(=長期記憶)

(3) 記憶に瞬時にアクセスできるようにする(=運用可能)


(1) では、人によって適した方法はさまざま。聞いて覚えるのが好きな人もいれば、書くと覚えられる人もいますし、目で見るだけで覚えられる人もいます。(2) では、(1) で覚えた単語を繰り返し目や耳にすることで、頭の 中に定着させて忘れないようにします。(3) では、さらに単語を繰り返し見聞きし、実際に使ったりして、いちいち考えることなく自然に使えるようにします。


単語学習の相談があったら、アドバイスをする前に一呼吸置いて、上記のような点を確認するところから始めましょう。




 

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