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英語学習カウンセラーの基礎知識<Vol.1>

英語学習アドバイザーの基礎知識


「傾聴」でカウンセリングの質を高める


「傾聴」という言葉を聞いたことがありますか? まずは次の会話をご覧ください。


 その1

 A: 最近、何もかもうまくいかなくって......

 B: まあそういうときもあるよね。私もね、去年の今頃、(話は続く)



 その2

 A: 最近、何もかもうまくいかなくって......

 B: そうなんだ、うまくいかないんだ......。どうしてそう思うの?



人の話の聞き方には実はいろいろな形があり、ただ受け流すだけの軽い聞き方から、深く相手に共感しつつじっくりと話に付き合う聞き方まで、いくつもの層で考えることができます。
上の例で言えば、「その1」は日常的なレベル、「その2」は傾聴モード。"傾聴"はとても深い聞き方で、相手の話を引き出しながら振り返りを促します。
では、学習カウンセリングではどのような聞き方が効果的でしょうか。もうひとつ会話の例を見てみましょう。


 その3

 A: リスニングがなかなか伸びなくって困ってるんです。

 B: そうですか。リスニングでしたら、ぜひシャドーイングをしてみましょう!



 その4

 A: リスニングがなかなか伸びなくって困ってるんです。

 B: リスニングですか......。どんなときに「聞き取れない」と感じますか?



英語の教材や学習法は数えきれないほどあります。その中から、相手の目標、ニーズ、弱点、経験、学習スタイル、スケジュール、性格、好み等々、さまざまな状況を考え合わせ、今のその人にベストだと思える 学習法を提案し、具体的な学習計画に導くのが、個別カウンセリングの最大の利点です。そして、そこにたどり着くには、相手に振り返りを促し、本音でなるべく多くの情報を共有してもらうほうが、より的確なアドバイス に結びつけやすくなります。


アドバイザー自身が英語学習の経験や知識が豊富だと、ついついたくさんのアドバイスをしたくなります。でも、一般的なアドバイスはネットでも書籍でも簡単に入手できるもの。目の前の相談者が求めている のは、今のその人にベストな提案です。学習カウンセリングでは、ぜひ傾聴を通して相手の話にじっくり耳を傾け、質の高いアドバイスができるようにスキルを磨いていきましょう。


 

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