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Vol.7 形容詞が並んだときの語順

執筆: 狩野晶子
日本語では形容詞の語順に関してかなり自由度が高いのに対して、英語の場合は配列の順序に一定の基本ルールがあります。

問題:以下の文の空欄に、      の中の形容詞を正しいと思う順に並べてみましょう。

  • A:A carpet was sold at the store.
  • silk blue square large Turkish beautiful

  • B:She handed me a board.
  • wooden round old cutting large

  • C:That sweater was a present from my ex-girlfriend.
  • pink silly-looking woolen oversized

  • D:I found a cat sitting on his sofa.
  • Persian white fluffy lovely little

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解答

A:A beautiful large square blue Turkish silk carpet was sold at the store.
美しい大きな四角形の青いトルコ製の絹のカーペットが店で売られていた。
B:She handed me a large old round wooden cutting board.
彼女は私に大きな古い丸い木製の切るための板(まな板)を手渡した。
C:That silly-looking oversized pink woolen sweater was a present from my ex-girlfriend.
あの見た目が悪いだぶだぶのピンクの毛糸のセーターは元カノ(昔の彼女)からのプレゼントだったんだ。
D:I found a lovely little fluffy white Persian cat sitting on his sofa.
彼のソファの上にかわいい小さなふわふわの白いペルシャ産の猫(ペルシャ猫)を見つけた。

解説

英語での形容詞を大きく2つに分けた場合、事実を述べる形容詞(fact adjective)と意見を述べる形容詞(opinion adjective)に分けられます。一般的に、事実を述べる形容詞が名詞の近く、つまりあとに来ます。さらに修飾される名詞の特質をより表わしている形容詞が名詞の近くに来ます。たとえば、Aでは、silkはカーペットが絹製なのは動かしがたい「事実」で、「素材」はその物のより本質的な特質を表すので名詞に最も近いところに置かれます。 一般的なルールにそってわかりやすく並べてみるとこうなります。

  • opinion「意見・感受」→size「大きさ」→age「新旧」→shape「形状・形態」→color「色・色彩」→origin「起源・原産地」→material「材料・構成要素」→purpose「用途・目的」

上記のルールに沿って考えてみると、 B は、size(大きな)→age(古い)→shape(丸い)→material(木製の)→purpose(切るための)の順になっています。選択肢の中のcuttingが「何のための、何に使うか」つまりpurposeを表す形容詞なので、名詞に一番近い位置となります。ふだんはそんなことを意識せず、cutting board「まな板」という言葉としてとらえていますね。つまりそれだけ結びつきが強いということでしょう。ほかにもsleeping bag「寝袋」やhunting cap「ハンチング帽」など、このような言葉は探せばたくさん見つかるはずです。 C はopinion(見た目が悪い)→size(だぶだぶの)→color(ピンクの)→material(毛糸の)の順。 D はopinion(かわいい)→size(小さな)→shape(ふわふわの)→color(白い)→origin(ペルシャ産の)の順になります。
形容詞が並ぶ文は絵本や子ども向けの本に多く見られます。ぜひ探してみましょう。

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