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Vol.5 返事はyes? no? 迷いやすい疑問文 その1

執筆: 狩野晶子
否定疑問文に対する答え方は、かなり英語ができる人でもつい間違えてしまいます。それは、日本語と英語のyesとnoの使われる意図が違うからです。

問題:教室で、ケイタが自分の席についていません。昨日はいたのですが、今日はだれも彼を見かけていないようです。先生から出される以下の質問に、yesかnoで、なるべくすばやく口に出して答えてみましょう。

    • A:Is Keita not here today?
    • B:He wasn't here yesterday, was he?
    • C:You don't have any idea where he is, do you?
    • D:You haven't seen him today, have you?

    解答と解説を見る

    解答

    • A:No.(No, he isn't.)
    • B:Yes.(Yes, he was.)
    • C:No.(No, I don't.)
    • C:No.(No, I haven't.)

    解説

    まずは、日本語で考えてみましょう。

    A:「あれ、ケイタは今日は来ていないの?」――「はい、いません」

    B:「彼は昨日いなかったよね?」――「いいえ、いました」

    C:「どこにいるか知らないよね?」――「はい、知りません」

    D:「今日は見かけていないよね?」――「はい、見かけていません」

    さあ、もう一度英語の答えを見てみましょう。日本語とは逆になっていますね。Aでは、とっさに日本語の直訳でYes.と答えてしまうと、ネイティブはYes, he is here today.という文を自動的に頭の中で補っているので混乱してしまいます。これは、日本語の「はい」「いいえ」は質問者の意向に沿う答えとして発せられているのに対し、英語のYes/Noは答える側の内容を導くために発せられているからです。
    つまり、日本語だと「ケイタは今日は来ていない(の)?」→いないので「はい」、英語だとIs Keita not here today? →He isn't (here).という否定の内容を導くのでNo、となります。答えたい内容は同じでも、一語で答えるとまったく逆の意味になってしまうので注意が必要です。
    また、否定疑問文や付加疑問文は、事実は同じでも日本語では答えが聞き方によって変わります。でも英語ではどう聞かれようと答えは変わりません。Bの英文を例にあげますので、よく見て混乱しないようにしましょう。

    • 日本語:「彼は昨日いなかったよね?」――「いいえ、いました」
    • 英語 :He wasn't here yesterday, was he? ――Yes, he was.
    • 日本語:「彼は昨日いたよね?」――「はい、いました」
    • 英語 :He was here yesterday, wasn't he? ――Yes, he was.

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